花束をもらうととっても幸せな気持ちになりますが、せっかくプレゼントしてもらっても管理や保存方法が分からず枯らしてしまう方も多いのではないでしょうか?
少しでも長持ちさせるためのコツをまとめましたので参考にして下さい。
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お花屋さんが使っている切り花を長持ちさせる方法は?
花の種類によって違いはありますが、大体の花束は1~2日程度でしおれ始めてしまいます。
温度と水やりの方法で長持ちさせることができましたのでまとめました。
花の最適温度を知る
花が過ごすのに最適な温度は5~10℃程度です。
夏場は難しいかもしれませんが、秋~冬にかけては涼しい窓辺に置いて飾ります。
また、冷房の風は乾燥しており、花にダメージを与えてしまうので、直接当たらないようにしてください。
ラッピングはすぐに外す
プレゼントにもらう花束には、きれいなラッピングが施されており取るのがもったいないと感じてしまうかもしれませんが、花は新鮮な空気を好むのですぐにラッピングは外します。
水揚げを行う
花がしおれてしまう原因のほとんどが水不足です。特に切り口の状態がよくないと、花は思うように吸水することができません。
そのため、新鮮できれいな切り口をつくる「水揚げ」を行います。
水を頻繁に取り換える
花を長持ちさせるために最も大切なことは、水を清潔に保つことです。
水は1~2日に1回、必ず取り替え、花器や花の茎も一緒に洗い、ぬめりを取り除くようにしてください。
また、バクテリアの繁殖を防ぐために1滴の漂白剤や延命剤を入れると長持ちします。
花瓶の水は1/3程度にする
花瓶の水は1/3程度にしておきます。
たっぷり与えた方がいいと思ってしまいますが、水が多いと花が呼吸できなくなり、茎が腐る原因となります。
ただし、枝ものや菊の仲間に限っては、たっぷりと水を与えるようにしてください。
切り花が長持ちする専用の薬がある?!
切り花延命剤という薬が市販で売られているのをご存知でしょうか?
様々なメーカーから発売されておりますが成分は基本的に“抗菌剤”です。
生け水中に細菌をできるだけ発生させないための物です。
また切り花は土から栄養を補給できないため少しだけ“糖”(ほとんどがショ糖)が入っています。
糖類は、栄養源が断たれた切り花にとって貴重な栄養となります。
切り花でキレイなまま長持ちする花の種類は?
切り花の中でも長持ちするものとしないものがあるので、プレゼントの際にできるだけ長持ちする種類を選ぶことをおすすめします。
カーネーション・菊・デンファレ・スターチス・カサブランカ・トルコキキョウ・カスミソウなどが長持ちすると言われています。
花の色の種類もいくつかあるのでお花屋さんで見比べてみてください。
花束がどれくらい持つかは買ってきた花の状態や季節によっても大幅に左右されます。
少しでも長い期間楽しむために工夫することで持ちは変わってきますので試してみてください。