近年、新潟中越沖地震・東日本大震災・ゲリラ豪雨など予測のつかない災害が起こっています。
いつ家庭にふりそそぐか分からない災害に備えて家庭の災害対策について見つめ直しましょう。
Contents
年に1度は見直そう、家庭でできる災害対策
【家具の配置を見直そう】
- ガラス製品や工具など落ちてくると危険なものは高いところに置かない
- 冷蔵庫・テレビ・タンスなど大型の物は倒れた際に下敷きにならなおように転倒防止金具を付けて固定する
- 重い物は下の方に置いて重心を低くしておく
- 食器棚・扉のガラス部分は飛散防止フィルムを貼っておく
- 食器棚には地震の揺れで勝手に扉が開かないように掛け金などをつけておく
- 就寝中は危険なのでベッドの横には棚を置かない
一年の間に家具が増えたり、配置が変わったりなど変化がありますので年末の大掃除の際にでも一度、危険がないかチェックしてまわることがとても大切です。
【避難経路・避難場所の確認】
いざという時にどこに逃げていいのか?どの道を通って逃げればいいのか判断ができないほどのパニック状態に陥ります。
近くの避難場所を把握し、家族で避難経路を確認するとともに危険な場所は無いか確認しましょう。
また災害時に家族がバラバラなケースも発生します。
どこに集合するのかも決めておく必要があります。
買ったままにしない!点検してますか?災害対策グッズ
災害時に必要な災害グッズの中で何年も点検せずにいるといざという時に使えないケースがあります。
その中で点検が特に必要なものをリストアップしていきます。
- 懐中電灯⇒電池切れを起こしていないか?
- 電池・カイロ⇒使用期限が切れていないか?
- マッチやライター⇒乾燥などしておらず問題なく使用できるか?
- 非常食・飲料水⇒消費期限が切れていないか?
- おむつ⇒子供のサイズに合っているか?
せっかく災害対策グッズがあっても期限切れや使用できなければ意味がなくなってしまいますのでしっかり点検をしましょう。
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備えあれば憂いなし!災害対策マニュアルを活用しよう!
内閣府がうちだしている災害対策マニュアルをご存知でしょうか?
企業向けへの地震対策や個人向けの地震対策、津波防災など詳しく書かれています。
【企業向け】
http://www.bousai.go.jp/kyoiku/kigyou/pdf/guideline03.pdf
企業が地震の危険性を把握し、適切な対策をとることで大きな被害を防ぐことができます。
企業を守るだけでなく地域の一員として何ができるかということを考えておく必要があります。
【個人向け】
地震が発生する前の対策、揺れが収まったあとの行動について詳しく説明されております。
こちらを熟読することによっていざという時に慌てず、冷静な行動をとることが可能になります。
昨今、日本のどの地域で地震や津波、台風や豪雨の被害に遭うかは予測ができないケースが多いです。
災害に遭いそうな時、遭ってしまった時に被害を最小にするためにも万全の対策と知識を得ておくことはとても大切なことです。