ご飯の支度中、さぁご飯を炊こうと米びつをあけると米粒の中に何か黒いものがポツポツ。
よーく見てみると、虫!!!
これが米虫と呼ばれるもので、出会ってしまったら本当にショックですよね。
米びつはしっかりと蓋がついているのにどこから侵入して来るのでしょうか?
いつからいたのでしょうか?
今回はお米にわく虫がどこからやってくるのか、見つけてしまった時の退治法を紹介します。
Contents
お米に虫が!一体どこから侵入するのでしょうか?
冬の間はあまり見かけることがありませんが、気温が上がってくる3月頃から保管方法などによっては米虫が大量発生することがあります。
スーパーなどで買ってきて米びつに移す時には確かにいなかった米虫。
そんな厄介な虫は一体どこから侵入するのでしょうか。
主な原因として考えられるのはこの3つです。
農家直売のお米に元々侵入していた
一般的にスーパーなどで等で購入できるお米は防虫の専門業者の徹底した指導のもとで虫の侵入、発生をかなり厳しく管理していて、玄米を精米する施設では異物除去装置を使用し、虫はもちろん、割れた米、変色した米、虫食いの米まで除去しています。
ですから農家直売などで買ってきたお米などを長期貯蔵する際は注意が必要ですね。
外からきた虫が侵入してきた
玄米貯蔵庫内で虫が発生していれば産卵された玄米があり、その玄米は選別機でも除去されません。
その玄米が米袋に入れられ、時間が経つと成虫に成長してしまします。
複数の人が使う無人精米所では、虫に汚染された玄米を精米した後に、別の人が精米すると虫の被害が広がってしまう可能性があります。
無農薬米に侵入していて長期保存している間に増殖していた
米虫は無農薬米、有機栽培のお米が大好物です。
農薬を使えば虫の被害は確かに減らすことができますが、虫のつくお米ということは安全でおいしいお米という指標にもなります。
お米にわく嫌な虫の退治方法まとめ
虫のわいてしまったお米は食べられるのかと聞かれれば、問題なく食べられると答えられます。
万が一食べてしまったとしても人体にはまったく影響はありませんがもちろん、食べたくなんてないですよね。
安心してお米を食べるためにしっかりと虫を退治しましょう!
ここで簡単にできる方法を紹介します。
天日干し
風通しの良い明るい場所に新聞紙を広げ、その上に米薄く広げておけば虫は逃げていきます。
ざるでこす
お米を研ぐ前にざるで振るいにかけ、虫の糞などをふるい落しましょう。
お米をよく洗う
虫や食害させた米粒は水に浸すとすぐに浮かんできます。お米を研ぐ前にいつもより多くの水を流しいれ、浮いてきた虫や米粒は全て流してしまいましょう。
米びつ(保管容器)を清潔にする
せっかくお米から虫を撃退できたとしても容器内には卵や糞が残っている可能性があります。新しいお米を入れる前には必ずよく洗い乾燥させるようにしましょう。
お米に虫がわく原因 保管方法はどうしたらいい?
お米に虫がわく原因は先程も述べたように、侵入してきたケースや元々あった卵から繁殖した、などの原因が挙げられます。
いずれにせよ大事なお米を虫の被害から守るためには保管方法が重要です。
お米の夏場常温保存は虫にとって繁殖や活動をするのにベストな環境ですので対策が必要です。
冷蔵庫で保存するか、スペース的に難しい場合は冷暗所に保管しましょう。
購入時の袋から出し、密封できる容器に移し替えましょう。
購入時の袋には小さな通気穴が開けられているものが多くここから虫が侵入する場合もあるので注意が必要です。
最後に
お米にわく虫の原因や退治法をご紹介してきました。
簡単に退治できるとわかっていても、一度虫を見つけてしまったら食べるときにどうしても気になってしまいますよね。
とにかくお米に虫を発生させないように保管方法には気を付けましょう。
スーパーなどでも米虫用の防虫剤を購入することができます。
米びつに同封するタイプのものが多く、値段も手ごろです。
虫を発見して残念な気持ちになる前に是非一度、利用してみてくださいね。